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ふじさん耳鼻科クリニック

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Medical Guide

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みみ
耳の病気

こんな症状で悩んでいませんか?
  • 耳が痛い
  • 耳から液体が出る(耳だれ)
  • 耳がかゆい
  • 耳鳴りがする
  • 子どもの言葉の遅れ・発音が気になる
  • めまいがする
  • 聞こえが悪い
  • 会話が聞き取りづらい
  • 耳がつまった感じがする

耳に関する代表的な疾患

  • 外耳炎(がいじえん)

    耳掃除のしすぎなどで外耳道に傷がつき、そこから炎症や感染を起こす病気です。悪化すると強い痛みや痒みを感じたり、膿が出たりします。そのせいで聞こえが悪く感じることもあります。 “緑膿菌”や“MRSA”といった厄介な菌に感染すると、場合によっては“悪性外耳道炎”という命に関わる病気になることもあります。また、慢性的な外耳炎は”がん“に繋がることもあるので注意が必要です。

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  • 耳垢栓塞(じこうせんそく)

    耳垢の正体は、“古くなった鼓膜”です。鼓膜も皮膚の一部であり、他の皮膚と同じように垢が出ます。それらが埃や皮脂と一緒になって、ベルトコンベアー式に自然と出てきます。外耳道が非常に狭い・曲がっている等の場合以外には、無理にとる必要はありません。溜まりやすい方が耳垢栓塞(耳垢がぎゅうぎゅうに詰まる病気)になります。その場合は3~6ヶ月毎に耳鼻科で掃除をしましょう。特にお子さんは暴れて危ないので掃除をするのであれば病院でしましょう。

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  • 中耳炎(ちゅうじえん)

    ①急性中耳炎:鼓膜の奥の“中耳”という空間に感染を起こす病気です。風邪をひいたり副鼻腔炎になったりして鼻や喉にウィルスや細菌がついている時に、強く鼻をかんだりすすったりすることで起こることが多いです。特にお子さんは、鼻の奥(上咽頭)と耳を繋ぐ管である“耳管”が短く、角度も平らなので、大人よりも急性中耳炎になりやすいです。

    ②滲出性中耳炎:鼓膜の奥の“中耳”という空間に水や膿が溜まる病気です。急性中耳炎が治った後になってしまう場合や、耳管の働きが悪い場合、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)などがある場合、鼻の奥の上咽頭にできものがある場合などになりやすいです。主な症状は難聴、耳詰まり感、耳鳴りです。治りづらい滲出性中耳炎の中には、稀に”ANCA関連血管炎”による中耳炎もあり、注意が必要です。

    ③慢性中耳炎:中耳の炎症がにより鼓膜に穴が開き、中耳の炎症を繰り返す病気です。繰り返す耳垂れ、難聴が主な症状です。放っておくと穴が大きくなり、聞こえも悪化します。

    ④真珠腫性中耳炎:中耳炎が慢性になり、鼓膜に開いた穴から外耳道の皮膚が鼓膜の奥に入り込むと真珠腫を作ります。真珠腫はしだいに大きくなり、骨を溶かしてしまいます。
    それにより聞こえが悪くなったり、重症になると顔面神経麻痺や髄膜炎などを起こすこともあります。

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  • 急性難聴(きゅうせいなんちょう)

    ①突発性難聴:片耳の突然の難聴で起こります。時に強いめまいを伴います。原因ははっきりしていませんが、ウィルス感染説・血栓説・自律神経失調説等があります。医学的にはっきりした根拠のある治療法はありませんが、その中ではステロイド(ホルモン剤)を使用した治療法が比較的効果があるとされています。発症後時間が経過してしまうと治療効果は低くなります。発症時の重症度が重いほど治りづらいです。難聴が残ると耳鳴りも残ることが多いです。

    ②メニエール病などの低音障害:内耳にリンパ液が過剰に溜まってむくんだ状態です。ストレス・過労・寝不足・脱水で発作が起こることが多く、発作を何度も繰り返します。“10分以上続くめまい・難聴・耳鳴り・耳詰まり感”等が起こりますが、難聴だけ・めまいだけの場合もあります。発作を放っておくと難聴が残ることがあります。発作が起きたら医師の指示通り薬を飲んだり、早めの受診をしてください。

    ③外リンパ瘻:強いくしゃみやいきみ、頭部外傷などをきっかけとして内耳からリンパ液が漏れ出すことで起きる病気です。急な難聴が起き、めまいが起きることも多いです。

    ④ムンプス感染:主に小児ですが、ムンプス(おたふく風邪)への感染で、片側の急性難聴を起こすことがあります。一度難聴が起きると治療は難しく、強い難聴が残ります。ワクチン接種で予防することが可能です。

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  • 急性ではない難聴(きゅうせいではないなんちょう)

    ①伝音難聴:外耳〜中耳に問題があり、音が伝わりづらくなる状態です。原因として耳垢、外耳炎、中耳炎(急性・滲出性・真珠腫性など)、耳小骨奇形などがあります。原因が判明し治療可能な病気であれば、治療をすれば難聴が改善する可能性があります。

    ②感音難聴:内耳〜脳(中枢)に問題があり、音が伝わりづらくなる状態です。原因として加齢、先天性難聴、突発性難聴、メニエール病、聴神経腫瘍などがあります。一般的に、徐々に進行した感音難聴は治療法が無く経過観察になり、補聴器等をお勧めすることが多いです。(突発性難聴やメニエール病は時期によっては改善することもあります)

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  • めまい

    ①良性発作性頭位めまい症:耳石器の中にある耳石というカルシウムでできた砂のような物が、ご年齢・骨粗しょう症・長時間の同じ姿勢などの影響で半規管の中に剥がれ落ち、耳石が転がったり、クプラという部分にくっついたりして起こる病気です。治療は“動くこと”です。これにより耳石を元の位置に戻せば治ります。

    ②メニエール病:内耳にリンパ液が過剰に溜まってむくんだ状態です。ストレス・過労・寝不足・脱水で発作が起こることが多く、発作を何度も繰り返します。“10分以上続くめまい・難聴・耳鳴り・耳詰まり感”等が起こりますが、難聴だけ・めまいだけの場合もあります。発作を放っておくと難聴が残ることがあります。発作が起きたら医師の指示通り薬を飲んだり、早めの受診をしてください。

    ③前庭神経炎:突然の激しいめまいが起こります。風邪や腸炎に続いてなることが多く、前庭神経というバランスをとる神経にウィルス等が感染することで起きるのではと言われています。めまいは1度きりで、数日間安静にしていれば強いめまいは徐々に治ります。ただし、内耳のバランスをとる機能の左右アンバランスが残ることがあり、ふとした瞬間の浮遊感が残ることがあります。

    ④加齢性前庭障害:年齢とともに平衡機能全体(視力・内耳の前庭機能・足の裏の感覚や筋肉の感覚・筋力・脳の機能)が衰えることで起こります。強いめまいではないですが、常にふわふわした感じや、雲の上を歩くような感じが出ます。

    ⑤持続性知覚性姿勢誘発性めまい:内耳由来の強いめまいを起こすと、視覚や体の感覚に頼ってバランスをとるようになります。通常は徐々に正常状態に戻りますが、まれに、そのまま視覚や体の感覚に頼りすぎたままの状態になると起こる病気です。一般的なめまいの検査は全て正常ですが、特徴的な症状などの問診で診断されます。

    ⑥起立性低血圧・起立性調節障害:立つときや起き上がる時のふわっと感が主な症状ですが、重症だと転んだり失神する場合もあります。小児だと朝起きられず、不登校になる場合もあります。

    他にも、めまいには多数の原因が考えられます。

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  • 耳鳴り(みみなり)

    難聴等の聞こえの細胞・神経の障害により、聞こえの細胞・神経・脳が異常に興奮して起こると言われています。またそれに加え、耳鳴りによる不安や焦りなどの感情が強いほど、耳鳴りを強く感じやすい悪循環に陥ることがわかっています。問診・聴力検査(・画像検査)等で診断します。多くは加齢性難聴に伴うものですが、鼓動と同じようなリズムであれば血管の音を聞いている可能性もあります。

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  • 顔面神経麻痺(がんめんしんけいまひ)

    顔面神経は、麻痺すると顔の片側が動かしづらくなります。原因で多いのは“Bell麻痺”と“Hunt症候群”です。いずれも元々神経に潜んでいるヘルペスウィルスの一種が活性化して神経が炎症を起こすことが原因と言われていますが、Bell麻痺は治りやすく(6−7割が自然と治る)、Hunt症候群はやや治りづらい(治療しないと4割程度しか治らない)傾向があります。Hunt症候群の特徴として耳の痛みや発疹(帯状疱疹)がありますので注意が必要です。

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治療が遅れると
治りづらい病気が
あります

ある日・ある時間いきなり始まった聞こえの悪さや耳詰まり感や耳鳴りは、突発性難聴やメニエール病のサインかもしれません。少なくとも1週間以内になるべく日中の耳鼻科を受診し、聴力検査やめまいの検査をしましょう。また、顔面神経麻痺も、発症からなるべく早く(できれば3日以内)に治療を始めた方が治りがいい病気です。ほとんどの顔面神経麻痺は耳鼻科で治療可能ですので、早めに耳鼻科を受診しましょう。

めまいはどこの診療科?

めまいは年齢性別関係なく、一生に一度は経験することの多い病気です。本人にしか辛さがわからないため、周囲に理解されず一人で苦しんでいる方も多いです。脳卒中や不整脈で起こるめまいもあり、その場合は脳神経外科や循環器内科の受診が必要ですが、麻痺や頭痛の無いめまいは、耳から来るめまいや自律神経失調から来るめまいであることが多いです。原因不明と言われ悩んでいる方も多いと思いますが、しっかりお話をお聞きして適切な検査・診断をすることが大事です。お役に立てるかもしれませんので、ぜひ当院へお越しください。

鼻アイコン
はな
鼻の病気

こんな症状で悩んでいませんか?
  • 鼻水がでる
  • 鼻水に悪臭がある
  • 鼻詰まりがひどい
  • 鼻血が良くでる
  • いびきがひどい
  • 鼻の奥が痛い
  • においを感じない

鼻に関する代表的な疾患

  • 副鼻腔炎(ふくびくうえん)/
    蓄膿症(ちくのうしょう)

    ①急性副鼻腔炎:副鼻腔に感染を起こし、膿が溜まることを副鼻腔炎と言います。そのうち、発症から4週間以内で、鼻詰まり・鼻水・後鼻漏・咳・顔面の痛み・頭痛などの症状のあるもののことを、急性副鼻腔炎といいます。ほとんどの場合は抗生剤の内服などで改善しますが、急激に悪化し重症化したり、治りきらず慢性化したりすること(→慢性副鼻腔炎へ移行)もあります。

    ②慢性副鼻腔炎(蓄膿症):副鼻腔炎のうち、3ヶ月以上経過し、鼻詰まり・鼻水・後鼻漏・咳などの症状が続くことを、慢性副鼻腔炎といいます。慢性副鼻腔炎は急性に比べると治りが悪く、長く薬を飲む必要があります。またそれでも治らないこともあり、手術をお勧めすることもあります。

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  • アレルギー性鼻炎(あれるぎーせいびえん)

    鼻炎の一種で、鼻の粘膜に起こるアレルギーです。繰り返すくしゃみ・さらさらした鼻水・鼻詰まりが主な症状です。アレルギー性結膜炎を併発すれば目の痒みも出ます。喉が痒くなる方もいます。ダニやカビなどによる通年性と、スギなどの花粉による季節性に分かれます。問診・鼻内診察・鼻汁好酸球検査・血清特異的IgE抗体検査(通常は採血)などで診断します。当院ではイムノキャップラピッド による当日わかるアレルギー検査もあります。また舌下免疫療法もおこなっていますのでお気軽にお声がけください。

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  • 好酸球性副鼻腔炎(こうさんきゅうせいふくびくうえん)

    副鼻腔に感染を起こし、膿が溜まるのが一般の副鼻腔炎ですが、それとは異なりアレルギーにより鼻茸ができたりネバネバした鼻水が出るものを好酸球性副鼻腔炎といいます。感染による副鼻腔炎とは特徴も治療法も異なり、またアレルギー性の疾患なので喘息も一緒に持っている患者さんが多いです。匂いが分かりづらくなる・鼻茸(ポリープ)ができる、などの特徴があります。中耳炎を併発することもあります。

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  • 嗅覚障害(きゅうかくしょうがい)

    においがわからなく・弱くなったり、普段のにおいと違って感じてしまう症状です。
    原因は様々で、鼻風邪(感冒)・副鼻腔炎・加齢・薬の副作用・頭の外傷などです。最も多いのは感冒後嗅覚障害です。発症から時間が経過するほど治りづらくなりますので、早めの受診が必要です。

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  • 鼻血(はなぢ)

    ほとんどは鼻の真ん中の壁(鼻中隔)の手前(キーゼルバッハ)の部分からの出血です。まれに鼻の奥の動脈などから出血することがありますが、珍しいです。原因として、鼻のいじりすぎかみすぎ(特にお子さん)・鼻炎による粘膜の炎症・高血圧・血液サラサラの薬・鼻からの酸素吸入などがあります。鼻血が止まらないと「脳から出ているのでは」と心配される方がいらっしゃいますが、かなり強い外傷を受けないとそういったことは起こりませんので安心してください。

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においが
わかりづらいと
思ったら

人間の五感の中で、嗅覚は普段あまり意識しないかもしれませんが、なくなると非常に困る感覚です。ガスなどの危険な匂いに気付けなくなったり、料理の風味がわからなくなり食べる楽しみが減ります。嗅覚障害は上述の通り様々な原因で起こりますが、発症してから治療までの時間が長いほど治りにくいです。気づいたら、なるべく早く耳鼻科を受診しましょう。中には好酸球性副鼻腔炎などの病気が見つかることもあります。最近話題の新型コロナウィルス後遺症としての嗅覚障害は、ほとんどが半年以内に自然治癒しますが、それでも不安であれば早めに受診をしましょう。

喉アイコン
のど・くび
喉・首
喉・首の病気

こんな症状で悩んでいませんか?
  • のどが痛い
  • 声がかすれる
  • 食べ物がつかえる
  • 呼吸が苦しい時がある
  • のどが乾燥しやすい
  • 咳や痰がでる
  • 首が腫れている
  • 首を触ると痛い

喉・首に関する代表的な疾患

  • 扁桃炎(へんとうえん)

    扁桃腺に繰り返し炎症を起こす病気です。扁桃組織は外敵に対する免疫を担当しており、表面の凸凹の中に細菌などを取り込み、戦おうとします。外敵を取り込みやすい反面、感染や炎症を起こしやすい臓器です。成人の場合、年に4回以上、発熱を伴い仕事や学業を休まなければいけないような感染を起こす場合には、口蓋扁桃摘出術をお勧めします。

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  • 嚥下障害(えんげしょうがい)

    嚥下(飲み込み)の機能は、加齢や疾病による体力低下・筋力低下・感覚低下・認知機能低下で衰えます。嚥下機能が低下すると、食事時のムセが増えたり、喉に引っかかる感じや残る感じが出たり、悪くすると肺炎を起こしたりします(誤嚥性肺炎)。誤嚥性肺炎は今や男女ともに高齢者の死因のトップ10に入っており、早期からの診断・予防が重要になります。

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  • 声帯ポリープ・声帯結節(せいたいぽりーぷ・せいたいけっせつ)

    声帯は、声を出すときに閉じるV字型のもので、中には筋肉が・表面には粘膜が張っています。声を酷使したり・飲酒や喫煙を繰り返すと、粘膜やその下の構造が慢性炎症や出血を起こし、ポリープや結節ができます。見た目では良いもの(ポリープや結節)か悪いもの(癌)かわからないこともありますので、しばらく定期的に通院していただき様子を見ることがあります。どんどん増大する・表面が不整である、など悪性を疑う見た目があれば、他院へご紹介します。

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  • 味覚障害(みかくしょうがい)

    味が薄い・全くしない・特定の味だけわからないというもの(量的味覚異常)や、口の中に何もないのに苦味などを感じる・何を食べても違う味がする・何を食べてもまずい(質的味覚異常)などがあります。原因は様々で、多くの要素が関連するため、医学的根拠に基づく標準的治療法は残念ながらありません。主には“特発性味覚障害≒食事性の潜在的亜鉛欠乏”・“亜鉛欠乏性味覚障害”・“唾液減少”・“薬剤性味覚障害”・“貧血”・“口腔カンジダ症”などの原因があります。

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  • 睡眠時無呼吸症候群(SAS)(すいみんじむこきゅうしょうこうぐん)

    ①成人の場合:
    睡眠中に10秒以上呼吸が停止することを睡眠時無呼吸といいます(呼吸が弱くなることは低呼吸といいます)。睡眠1時間あたりの無呼吸と低呼吸の回数の合計をAHI(無呼吸低呼吸指数)といい、AHIが5以上で日中の眠気などの症状があれば睡眠時無呼吸症候群です。肥満、加齢、男性であることがリスクと言われています。これ以外にも、元々の顎やのどや舌の形でなってしまう人も居ます。これらの要素に加えて、寝るとのどを開く筋がゆるむことで起こります。

    ②小児の場合:
    成人と小児ではSASの定義は少し違います。小児では、無呼吸低呼吸指数(AHI)が1以上あればSASです。軽症から重症まであり、それに応じて対処法を考えます。
    また、原因も成人とは異なることが多く、小児では肥大した扁桃腺(口蓋扁桃)やアデノイド(咽頭扁桃)が原因となることが多いです。扁桃腺やアデノイドはそれぞれ6〜7歳、4〜5歳に肥大のピークを認め、その後徐々に小さくなる人がほとんどです。(たまに大人になっても大きいままの方がいます。)

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  • 頭頸部癌(とうけいぶがん)

    首から上の、耳鼻科でみる範囲の癌を頭頸部癌と言います。具体的には、口腔癌(舌癌など)・鼻副鼻腔癌・上咽頭癌・中咽頭癌・下咽頭癌・喉頭癌・甲状腺癌・唾液腺癌(耳下腺や顎下腺の癌)・外耳道癌などです。どの癌も、早期発見・早期治療が重要です。

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  • 甲状腺腫瘍(こうじょうせんしゅよう)

    甲状腺は、首の前中央にある蝶々の形をした臓器です。甲状腺ホルモンを分泌しています。ホルモンに関しては内科が専門ですが、できもの(腫瘍)に関しては耳鼻科や外科が専門になります。腫瘍は良性がほとんどですがまれに悪性もあり、悪性も数種類に分かれ、それぞれ悪性度が異なります。検診で指摘された、腫れている気がする、など気になることがあれば耳鼻科を受診しましょう。(当院では詳細な検査は行えません、診察して必要であれば他院へご紹介します)

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  • 唾液腺腫瘍(だえきせんしゅよう)

    唾液腺は耳下腺・顎下腺・舌下腺の3種類があり、できもの(腫瘍)ができやすいのは耳下腺・顎下腺です。ほとんどが良性ですが、まれに悪性腫瘍ができることもあります。良性腫瘍も種類によって治療方針が異なります。検診で指摘された、腫れている気がするなど、気になることがあれば耳鼻科を受診しましょう。(当院では詳細な検査は行えません、診察して必要であれば他院へご紹介します)

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  • 唾石症(だせきしょう)

    食べた後などに、耳下腺や顎下腺(唾液を作って分泌する臓器)が腫れたり痛くなる病気です。耳下腺や顎下腺の中に唾石という塊ができると、唾液を出す管が詰まったり流れが滞ったりして、腫れたり痛んだりします。感染を合併すると重症化することもあります。小さいものなら唾液腺マッサージなどで自然排出されることもありますが、大きいものや、出口から遠いところにある唾石は、手術でとることもあります。

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食べることは
人間のエネルギーの源

飲み込み(嚥下)は、年齢とともにどうしても衰えます。年齢以外にも、神経の病気や悪性の病気(癌)でも衰えますし、体重が減ったり筋肉が減ると衰えます。人は飲み込む時に食べ物や飲み物が肺の方へ入らないような仕組みを持っていて、わずか1秒ほどでその複雑な仕組みを働かせて飲み込みます。飲み込むタイミングが遅くなる・食道の入り口が開きづらくなる・のどの感覚が弱くなる・咳をする力が弱くなる・・・そういったことがあると、その仕組みはうまくいかなくなり、ムセてしまったり、肺炎を起こしたりします。そして肺炎を起こして入院したりすると一気に体力が落ち、それ以降口から食べられなくなる方もいます。体のためにも心のためにも、口から好きなものを食べられることは非常に大事なことです。もし最近ムセが多いと思ったら、一度検査を受けてみてください。